第11話『卸ブランドの悲哀』
皆さん、お久しぶりです。
年が明けてから、ありがたいことに忙しくさせていただいておりまして、ブログの更新が先延ばしになってしまいました。申し訳ございません。
決して忘れていたわけではありませんが、時々プレッシャーを感じるようにはなってきました。
私たちDOMELLEの2024年は、3シーズン目となる24AWのLOOK撮影から始まり、その2週間後に24AW卸展示会を開催しました。今は、その展示会も無事に終わり、少しほっとしているところです。
ですが、休む間もなく来週からは、25SS企画の生地選定作業がスタートします!
私の心も休む間もなく次の企画へのワクワクと期待が膨らみます。私は本当にこのお仕事が好きなのだと実感します。
さて今回は、卸ブランドの悲哀についてお話したいと思います。
DOMELLEは卸ブランドですので、春夏、秋冬の年2回の卸展示会で発注頂いたものだけを生産し、発注者である取引先(取扱店)に納品します。
お店を運営するには、ものづくりとはまた全く別のノウハウが必要となることなどから、DOMELLEは、皆さんに商品を届ける「小売」部分をその道のプロに任せ、自らは「ものづくり」に専念する「卸売」という業態を選択致しました。ビジネスモデルとしては、世間一般でいうところの”B to B”で、「取扱店」が私たちの直接のお客様ということになります。
とは言え、実際にDOMELLEをお召しになるのは一般消費者である皆さんですので、ここでは、そんな皆さんのことを「お客様」と表現させていただきます。
残念なことに、自らの店舗を持たないDOMELLEには、お客様である皆さんと直接接点を持つ機会がないんです。
私は企画やデザインは担当しておりませんが、やはり商品を実際に購入して着てくださる皆さんのご意見やご感想はお聞きしたいものです。
とても気になります。
少し脱線しますが、第9話「ドキドキの先行予約会」でご報告したとおり、先日ある取扱店の24SSの予約会に参加させていただき、何人ものお客様と直接お話しをさせていただきました。そこで様々なご意見・ご感想を、直接お伺いできたことがとても楽しく、貴重で有意義な時間となりました。
その経験から、常に取扱店の向こう側にいらっしゃる皆さんのお顔が自然と思い浮かんでくるのです。
DOMELLEは、ブランドとして、自らの世界観や洋服に対するポリシーを大変重視していますが、同時に、実際にDOMELLEをお召しになる皆さんに幸せになって頂く必要があります。
独り善がりなブランドにならないためにも、皆さんからの様々なご意見・ご感想を直接お聞きすることが、私たちにはとても必要なことだと常々思うのです。
そこで皆さんにお願いがあります!
皆さんは普段インスタグラムをご利用されていますか?
DOMELLEもアカウントを2つ運用しています。
【@domelle_official】
DOMELLEの世界観を感じていただけるビジュアル画像を主に投稿しております。
【@domelle_lookbook】
全シーズンコレクションと、各アイテムの取扱店舗をご覧いただけます。
当ブランドの投稿のコメント欄、或いはDMでも構いませんので、気になった商品や、皆さんの心がときめいた商品、実際に着てみてお気づきの点などフィードバックいただけたら嬉しいです!
もちろん、ご要望やご質問でも構いません。ご質問はDMの方が気づきやすいかもしれません。
現在、 Instagramアカウント【@domelle_lookbook】にて、24SSコレクションを公開しておりますのでご覧いただけたら幸いです。
今後も皆さんと一緒にDOMELLEを作り上げていけたら嬉しいです。